「Fanimal × わんシェフ」対談

「どんなドッグフードが良いのでしょうか?」(連載第5回目)

良いフードを知るプロジェクト #5

2018/10/12


前回までは「食の多様性」や「全体食」の重要性について話を聞いてきました。
今回は、「生食」についての話を伺いつつ、今までのまとめPart1をお届けします。
“人とペットの健康をサポートする“(株)Fanimalのフード事業部ディレクター福原氏(以下、「福原」)に、犬の手作りごはん専門のレシピサイト「わんわんシェフ見習い中」を運営する(株)コラビー代表の瀧谷(以下、「瀧谷」)が話を伺います。

(全6回目の3回目 : #1#2#3#4からの続き /  #6 へ続く)


(前回#4からの続き)

生食という選択肢について

福原: 少し昔、生肉が流行った時期がありました。流行ったといっても一般的に普及したという意味での流行ではないですけれど。

瀧谷: 今は少し下火というか、一時の勢いはない気がします。

福原: やはり、取扱いが難しいからですかね。専門知識も必要と思います。
冷凍庫が必要ですから、普通のペットショップさんでは扱いにくいですよね。それと一番は説明できるスタッフの方がいないので。

瀧谷: 扱いづらさの面はさておき、実際のところ、犬には生食がお薦めなんでしょうか?
良いとは言われていると思いますが。

福原: いやぁ、生食は栄養的にはやはりお薦めですよね。
生だと加工していないので栄養が丸々のこっていますので。特に内臓は栄養豊富。生で全体食、これが一番栄養あります。「酵素」云々の話は別にしておきましょう。

瀧谷: 野菜も生が本当はいいんでしょうか?消化できないって話は横に置いておいた場合の栄養の話として。

福原: はい。野菜は特に生だと消化できないっていう問題はありますが、そこを無視すれば栄養に関しては野菜も生の方が良いって言われていたりします。

瀧谷: というと、手作りであげるときも生の方がいいのかな?
むしろ、鶏を丸々一匹、ミンチにしてしまい、野菜はすりおろしたりしたものをあげたら・・・

福原: 丸鶏ですね。それが本当は一番いいと思います。
草食動物は、野菜や植物から取った栄養が彼らの血肉になってるし、消化過程の内容物が胃の中に残っているわけです。だから、鶏だけでなく、馬なんかも丸々一匹あげられればなお良いですね。

瀧谷: 丸鶏と、、、丸馬(笑)?

福原: 究極はそれですね(笑)
やはり犬や猫は自然で生きてきた動物であって生食が一番だと思います。彼らは自然下で火の通った食べ物は食べませんよね?
それに動物園の食事みてください。ライオンの食事は生肉です。鶏や馬とあとは鶏頭などをあげてます。補えない動物園用のビタミンミネラル剤飼料を肉に添加したりはしているそうですが。

瀧谷: とすると、犬に手作りごはんをあげている我々は、なんでわざわざ調理してあげているのか・・・
生であげるか・・・
うーん、、、、やっぱり人の感覚ですが、生だと危険じゃありません?
生で丸ごと一匹は手に入りづらいっていうのもありますが。

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