2022/05/09 17:11


皆様!お待たせいたしました。
ようやく、AAFCO栄養基準をみたす手作り食が完成いたしました。
献立は『牛ひき肉とレバーの豆腐炒め』です。
サプリメントで栄養素の補充をせず、スーパーで購入できる食材のみを使用しました。
材料はこちら⇩
木綿豆腐
牛ひき肉
牛レバー
オクラ
マイタケ
カボチャ
ブロッコリースプラウト
ひじき
バター
サラダ油
★桜エビ
★青のり
★白ごま
※水50ml〜100ml
【作り方】
①熱したフライパンにバターとサラダ油を入れ、牛ひき肉と牛レバーを炒める。
②食べやすい大きさにカットした野菜、豆腐、桜エビ、白ごま、ひじきを入れ、お肉と混ぜ合わせる。
③フライパンが焦げつきそうな場合は水を入れ蒸し焼きにする。
④カボチャに火が通ったら、青のりを投入し、全体に絡めて出来上がり。
しかしながら、見た目が…青のりを間違えて入れすぎた焼きそばみたいになってしまいました。。。
なので、献立名を『牛ひき肉とレバーの豆腐炒めwith磯ミックス』に変更です!

なぜ、こんな具合になってしまったのかといいますと、ミネラル類の基準を満たすことがなかなか
難しく、特に『鉄、ヨウ素、カルシウム』の数値を合わせるためには、
大量の青のり、桜エビを投入せざるを得ない状況になってしまいました。

人間にとっては、見た目はギョギョッ!ですが、ワンちゃんにとっては美味しい?はず…
そんな願いを込めまして、エルラ君に託しました。

おおおおおおおおお!見事に!食べております!喰いついております!
ちなみに、エルラ君、なかなかの偏食とのこと。
そんな彼が食べたということは、美味しいにちがいありません!感謝です!
頭を悩ませて、作ったかいがありました。涙…。

それでは、AAFCO栄養基準をほぼほぼみたした成分表はこちらになります。






「AAFCO DOG FOOD NUTRIENT PROFILES BASED ON CALORIE CONTENT」※熱量含有量を基にした栄養基準
を用いて文部科学省食品データベースから理論値上の数値をだしました。※塩化物、コリンはデータベースにないため除外しております。

献立は代謝エネルギー約830kcalです。
普通にスーパーで購入できる食材なので、是非お試しなさってください!

【追記】
2023年3月1日
カルシウムとリンの比率が栄養基準に準拠しておりませんでした。大変申し訳ありません。
修正し次第アップデートいたします。何卒よろしくお願いいたします。

2023年3月3日
カルシウムとリンの比率が栄養基準に準拠するよう見直しました。
準拠するように食材の配合量も見直しをかけましたので、元々UPしていた数値と異なっております。

【注記】
・理論上、基準をほぼ満たすことを目的としたレシピです。
・調理中に生じる食材廃棄率は加味していません。
・食品成分データベースは、日本食品標準成分表2020年版(八訂)の数値の表示方法に準拠しており、重量換算した際には、それぞれの食品毎に成分値を計算し、数値の表示方法に基づいた表示がなされていますが、TOTALの欄は、それぞれの食品毎に計算された成分値を合計した後に、数値の表示方法に基づいた表示がなされています。
表中の数値を縦計算で合計したものと、表記している数値が異なるのはそのためです。
文部科学省 科学技術・学術政策局 政策課 資源室の方に上記回答をいただいております。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
プロフィール:ニックネーム サクサク
人の管理栄養士資格(国家資格)を有するが、
何故かペット業界で商品企画、開発にたずさわる。
人もペットも、体は食べたものでできている!
食べ物や栄養の知識を定期的にお届けします。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★