犬とご飯

犬の食事分量を自分で判断できる“やさしい”方法

犬ご飯の分量

犬に手作りのご飯を上げる際に、どれくらいの分量を上げたらいいでしょうか?

 犬の食事の分量に関して、釈然としない気持ちになったことありませんか? わんシェフを運営していると、食事の分量に関する質問、良く頂きます。

ドッグフードはパッケージの裏に書いてあるので、その通りに愛犬にあげる方がほとんどと思います。ただし、「うちの子には多すぎる気がする(少なすぎる気がする)」など気になることもありますよね。また、手作りご飯の場合はなおさら、「どれくらいあげれば・・・」疑問に思うことが多いと思います。

よく言われるのが、「犬や猫をはじめ、個体差が大きいので様子を見ながら調節してあげてください」なわけですが、一応の基準が知りたいですよね。

・犬ご飯の分量、基本は頭のサイズ。

1回にあげる犬ご飯の分量

手作りご飯を中心に、食事の分量に関しては、愛犬の「頭の“鉢”のサイズを目安にしてください」であったり、「“帽子”のサイズを目安にしてください」であったりします。試しにGoogleで検索してくだされば、それらがヒットしてくると思います。

ちなみにわんシェフでは、“帽子”のサイズでサイトに説明をのせています。(コチラ
頭の“鉢”??って、何を指すかわらなくはないるけど、、、、なんか、あんまり馴染みのない表現だなぁ~と感じます。”帽子”の方がイメージしやすいのでわんシェフでは“帽子のサイズ”と表現していますが、”鉢”でもどちらで意識していただいてもかまいません、

 この頭の“鉢”ですが、だいたいの胃の大きさと同じサイズなんですね。

もちろん、胃はたくさん食べればかなり膨らむので、もっと食べることはできますが、1回あたりの食事として無理なく食べれる分量と考えます。

愛犬に1日何食あげればいいだろう

そうか~、胃のサイズね、、、、というのはいいのですが、とすると毎食、胃のサイズの分量をあげればいいの?となりますが・・・ちょっと待てよ。

”1日1食”のワンちゃんと”1日2食”のワンちゃんだと、1日に食べる分量が2倍違うぞ!
1日3食のワンちゃんだっているぞ!
ってなりますよね。



(※「犬の手作りごはん実態調査2018」より)

で、一方で、愛犬の「頭の“鉢”のサイズを目安にしてください」であったり、「“帽子”のサイズを目安にしてください」であったりと言われているものの、1日に食べる回数に関しては、「1回」と言っていたり「2回」と言っていたり、あるいは「回数については触れていない」など、まちまちです。

 これ、たぶん「頭の鉢のサイズの分量で、1日●食あげることが“絶対”です」と言い切れる人は世の中にいません。

 ”絶対的な表現“をやるんだったら、”人間“と同じようにカロリーで数値を出す方法はあるかもしれませんが、あまり意味がないと私は考えます。どれくらい運動するかはもちろん、消化吸収する力や排泄物からどれくらい出てくるか、太りやすい、太りにくいなどありますので。ここも人間と一緒です。

ちなみに、環境省で、犬が1日に必要なカロリー“参考値”は出ています。



この表を見ていただいても、離乳期~成犬中期~成犬と推移していく中で、離乳期は成犬の2倍強のカロリー、成犬中期は成犬の1.5倍程度のカロリーが必要量の参考値として掲載されています。

 私は「成犬時に、1食あたり愛犬の帽子のサイズの量を目安にして、1日に2食あげる」を基本と考えます。
離乳期であれば1日に4食あげ、徐々に1日3食にし、成犬になるころには1日2食にする、そうイメージしておけばよいと思います。成犬時に1日3食だったり1日1食ではいけないというわけではありません。迷うのであれば上記であげて様子を見ていただければと思います。

犬のスタイル(体型)によって、1食の量(帽子のサイズ)から増やしたり減らしたりして頂くのがよいと思いますし、お腹がゆるくなる場合も1食の量を減らしたりします。お腹が緩くなるけど(太っていない/痩せ気味なので)量は減らしたくない場合は、1食当たりの分量を減らし、1日にあげる回数を増やします。

カロリー計算は、してもOKと思いますが、結局は目安なので、できるだけシンプルにストレスなくできるやり方がいいです。

犬の体型、太りすぎ?痩せすぎ?

あとは、スタイルですよね。

スタイルっていうのは体型です。

なんだかんだいっても、我々と同じように体型見ながら一喜一憂しつつ、量を増やしたり、減らしたり、我慢したり、して健康で素敵なボディを保つのです。

 「ちょいくびれを目指す」「締まった体を目指す」のも人間の健康基準と一緒です。

犬用のボディコンディションスコア(BCS)というのがあって、犬の“ナイスボディ”判断のための図があります。



環境省が出してくれているものから掲載しています。
※ボディコンディションスコア(BCS)
Body Condition Score(BCS)はイヌやネコの栄養評価法として広く普及しています。BCSはアメリカ動物病院協会(AAHA)や世界小動物獣医協会(WSAVA)が犬猫の栄養診断法として推奨している方法です。

痩せすぎも太り過ぎもダメ。
3の“理想的”なスタイルを目指しましょう。
簡単に覚えるなら、「ちょいくびれ」と「垂れずに締まったお腹」がポイントですね。

 どうでしょう。参考にして頂けそうでしょうか。
なかなか釈然としない“食事の分量どうしようか”の件、最終的には「飼い主が愛犬の体型をウォッチしてあげましょう」に行きついてしまうのですが、常日頃から意識して見てあげることが愛情です。

また、食事量も大事ですが、運動量も大事です。ぜひ、愛犬の健康ボディを目指してください。

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